-サービスのランレベル設定コマンド-

   
 chkconfig

 chkconfig と言うコマンドで 新たなサービス追加、削除 ランレベルのサービス一覧、ランレベルの設定を行える。
 知らなかった(;一_一)
 (サービス起動スクリプトに、コメント記述が必要・・・・)

 ちなみに・・・
 Vine2.6 の chkconfig man は日本語でした。
 (redhat9 のmanは英語です(笑))

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<standard input>:91: name expected (got a magic token)

CHKCONFIG(8) CHKCONFIG(8)

名前
chkconfig - システムサービスの runlevel の情報をアップデートや検証する

書式
chkconfig --list [name]
chkconfig --add name
chkconfig --del name
chkconfig [--level levels] name <on|off|reset>
chkconfig [--level levels] name

記述
chkconfig は /etc/rc.d ディレクトリにシステム管理者がたくさんのシンボリックリンクを
直接手動で作成する仕事から解放する、ディレクトリ階層をメンテナンスするシンプルな コ
マンドラインツールを提供する。

chkconfig の実装は IRIX オペレーティングシステムで使用される chkconfig コマンドに由
来する。しかしながら、 /etc/rc.d 階層の外の設定情報をメンテナンスするのでなく、この
バージョンでは /etc/rc.d のシンボリックリンクを直接操作する。これはすべての設定情報
を一つの場所にinit が起動するサービスをおいておける。

chkconfig は 5 つの個別の機能をもっている: 管理のために新しいサービスを加える、管理
の ためにサービスを取り除く、現在起動しているサービスの情報をリストする、サービスの
起動情報を変更する、そして各サービスの起動情報をチェックする。

chkconfig をオプションなしで起動したときには、使用情報を表示する。もしサービス名 の
み が与えられたとき、そのサービスが現在の runlevel で起動される設定されるようになっ
ているかをチェックする。もしそうなっていたら chkconfig は真を返す; でなければ偽を返
す。--level オプションは chkconfig が現在 runlevel のかわりに別の runlevel を検証す
るようにするために使用される。

もし on、off または reset のうち一つがサービス名のあと指定されたら、chkconfig は 指
定 さ れ た サービスの起動情報を変更する。 on と off のフラグはそれぞれ、変更される
runlevel の中でサービスをスタートしたりストップしたりする。 reset フ ラ グ はinit
script の質問の中で指定されたサービスの起動情報をリセットする。

デ フォルトで、on と off オプションの効力があるのは runlevel 3、4 そして 5 だけであ
り、reset のはすべての runlevel に効力を発揮する。 --level オプションは ど の run-
level に効力を発揮するかを指定するために使われる。

各 サービスにとって、それぞれの runlevel は開始スクリプトか停止スクリプトのどちらか
をもっていることを注意せよ。runlevel を切り替えたとき、init はすでに起動し て い る
サービスをリスタートしないし実行されていないサービスを再ストップしない。


オプション
--levels levels
オ ペレーションが属する runlevel を指定する。 0 から 7の数の並びである。例え
ば、--levels 35 は runlevel 3 と 5 を指定する。

--add name

このオプションは chkconfig によって操作される新しいサービスを加える。新し い
サービスが加わったとき、chkconfig はそのサービスがそれぞれの runlevel におい
て起動または停止のエントリのどちらになるかを確実に行う。もし、どの runlevel
もエントリにない場合、chkconfig は起動スクリプトにデフォルトの値として指定さ
れた適当なエントリを作成する。

--del name
サービスが chkconfig の管理から取り除かれ、それに属する /etc/rc.d の中のシン
ボリックリンクが取り除かれる。

--list name
こ のオプションは chkconfig が認知しているサービスのすべてについてそれぞれの
runlevel で停止または起動しているかをリストする。もし name が指定された ら、
情報は nameサービスについてのみ表示される。

RUNLEVEL ファイル
chkconfig に よっ て 管 理される各サービスでは、 2 つまたはそれ以上のコメント行を
init.d script に加える必要がある。最初の行は chkconfig に開始と終了の優先順位のレベ
ル と、デフォルトで開始されるサービスの runlevel がどれかを教える。もしサービスがデ
フォルトで、どの runlevel でも開始されないときには、- が runlevel の場所に使用さ れ
る。 二番目の行はサービスの記述を含む。それはバックスラッシュを使うことにより、複数
行にわたって書かれる。

例えば、random.init はこれら3行からなる:
# chkconfig: 2345 20 80
# description: Saves and restores system entropy pool for \
# higher quality random number generation.
これは random スクリプトが 2、3、4 そして 5 のレベルで始まり、起動優先 順 位 が 20
で、そして終了優先順位が 80 であるといっている。 description がいってることを理解す
るべきである; \ は行が続くことになる。行頭の余分な空白は無視される。

関連項目
init(8) ntsysv(8) tksysv(8)

著者
Erik Troan <ewt@redhat.com>

Wed Oct 8 1997 CHKCONFIG(8)

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 設定結果・・・は また改めて記述しますm(__)m